【8ヶ月】社労士に通信講座で1月から合格する勉強方法・スケジュール
- 社労士を目指しているけど、勉強の方法がわからない
- 勉強期間は何ヶ月必要?
- どういうスケジュールで勉強したらいいの?
あなたはこんな悩みを持っていませんか?
社労士試験は合格率が6%前後。国家資格の中でも難関資格の一つです。
※2024年の合格率は6.9%
何年も受験しているけど合格できない人がたくさんいます。
しかし今回紹介するスケジュールと勉強方法なら、社労士に「8ヶ月の期間」で「一発合格」も可能です。
この方法は、12月までは助走期間、1月から本格的に勉強をスタートさせます。
長年の経験から得た、社労士合格のためのスケジュールと勉強方法です。
最後まで読んで合格を目指しましょう!
この記事はかなり長文です。
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この記事をスライドにまとめた資料もあります。
どなたでも無料で見れますので、この記事と合わせてご覧ください。
(無料で見れる期間は未定)
スライドも随時更新していきます!
なぜ勉強期間が8ヶ月なのか?
「社労士合格のためには1年の勉強期間が必要」と一般的に言われています。
そのため前年の8月〜10月に勉強をスタートする人が多いです。
理由は以下のとおりです。
1年間も集中力が続かない
あなたは日々の生活で、1年間毎日続けていることはありますか?
1年という期間はとても長いです。
多くの受験生は「1年」という長さに耐えられず、途中で挫折してしまいます。
途中で挫折しないためには、
- 集中力が続く期間
- 必要な知識を得られる期間
この2つを満たす期間で勉強する必要があります。
1年間も集中力はなかなか続きません。
6ヶ月だと合格に必要な知識を得られるかギリギリです。
しかし8ヶ月ならこの両方を満たすことができます。
年末は勉強しない空白期間ができる
社労士合格には、勉強を習慣化することが必要です。
しかし年末は色々とバタバタします。
- 年末で忙しいから…
- 今日は忘年会だから勉強できない…
- 年の瀬くらいは勉強しなくても…
そんなことが重なり、12月は勉強に時間を取れない人が非常に多いです。
社労士合格には継続的な勉強が必要です。空白期間ができると合格が遠ざかります。
そのため、空白期間が生まれやすい12月に勉強期間をもうけるのはおすすめしません。
年初は何かをスタートさせる良いきっかけになる
逆に年始は、気分も新たにスタートする良いきっかけになります。
あなたも新年の抱負を決めたことがありますよね?
1年のはじまりに社労士の勉強をスタート!
そう宣言して、勉強をスタートしましょう。
8月から12月のスケジュール:社労士合格への助走期間
1月から勉強をスタートするにあたって、8月〜12月は助走期間です。
この期間にやることを次から書いていきます。
8月〜9月:合格へのイメージをふくらませる、リフレッシュする
この時期はまだ勉強をスタートさせません。
- 初学者は社労士試験の概要を調べる期間
- 再受験者はリフレッシュ期間
としましょう
初学者は社労士試験のイメージを膨らませておく
初学者にとって社労士試験は未知の存在です。
- どんな問題が出るんだろう?
- みんなどんな勉強をしているんだろう?
それを知るのにおすすめなのが、合格体験記を読むことです。
各社で合格体験記を掲載しているので、それを見てイメージを膨らませましょう。
この2社は合格率も高いので、とても参考になります。
※公式HPの合格体験記にとびます
また、社労士サポートchのYouTubeでも、合格者のインタビューをおこなっています。
合格者からリアルな声が聞けるので、ぜひご覧ください。
再受験者は心と身体のリフレッシュする
前年の試験を受けた方は、長い勉強期間に色々と我慢することがありました。
また長い勉強期間が始まる前に、いったん勉強から離れ心と身体のリフレッシュをしましょう。
決して今までの惰性で勉強しないでください。
再受験者が「今年こそは…」とすぐに勉強を再開すると、同じ失敗(不合格)を繰り返すことが多いです。
いったん勉強から離れて頭をリセットしましよう。
10月:社労士の通信講座を比較する
この時期は「自分に合う講座はどれか?」をジックリ判断しましょう。
筆者は通信講座を利用し合格しました。
実務経験・法律知識ゼロでも合格したのも通信講座のおかげです。
あなたもどの講座が合うか真剣に考えましょう。
まずは各社のHPを確認してください。
講座によっては、テキストやeラーニングを試すこともできます。
「本当に自分に合う講座はどれか?」を真剣に考えましょう!
11月:通信講座を決定する
自分に合う講座が見つかったら、早速申し込みをしましょう。
ただし教材が届いても、本格的な勉強はまだしなくてOKです。
この時期は助走期間。
教材が揃って早く進めたい気持ちはわかります。
しかし焦ってもいいことはありません。
この時期は、1月からスムーズにスタートするための期間と考えましょう。
申し込んだ講座に入門講座があれば、それを聴いておきましょう。
全体の概要を知っておくことで、スタートもスムーズになります。
各社でeラーニングも用意されていれば、今のうちに操作にも慣れておくのもよいです。
eラーニングの操作に慣れておけば勉強開始もスムーズですよ。
12月:助走期間として軽く勉強する
年末は忘年会などがありバタバタする時期です。
この時期は勉強できない日も多くなります。
そこでこの時期は、軽い勉強がおすすめです。
①目的条文で法律に慣れる
社労士試験は法律を問う試験です。
しかし法律の言い回しはとても難解。
そこでまずは目的条文で慣れるのがおすすめです。
多くの受験生は、選択式の対策として直前期に目的条文の勉強をします。
しかし直前期は他にもやるべきことがたくさんあります。
今の段階から少しずつ目的条文の勉強をやっていきましょう。
目的条文は本試験でもよく出題されますよ。
②非常識合格法を読む
通信スクールのクレアールで「非常識合格法」という書籍を発売しています。
範囲が広い社労士試験を、いかに効率的に合格するか。
そのポイントが書かれています。
この内容は全ての受験生が読んで損はありません。
クレアールに資料請求するだけでもらえるので、受験生は絶対に申し込んでおきましょう。
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※勧誘のメールなどが来ることはありません
無料でライバルに差をつけられますよ。
③年金の本を読んで大枠をつかむ
社労士試験では年金は大きな山です。
あらかじめ年金の大枠をつかんでおくとあとで楽になります。
おすすめは「図解 わかる年金」です。
やや実務的ですが、年金の全体像を知るのによい本ですよ。
次からが本題です。
ブックマーク(お気に入り登録)して、あとからでも見れるようにしておいてくださいね。
1月からのスケジュール:本格的に勉強スタート
1月になったらいよいよ本格的な勉強のスタートです。
勉強するにあたっては、下記のことを常に頭に入れて進めていきましょう。
- テキストと過去問で土台を作る
- その土台を元に、レベルアップしていく
- 何回も繰り返し、知識を育てていく
- 手を広げすぎない
次からは具体的なスケジュールと勉強方法です。
【1月〜】1回転目:知識のインプット
1回転目は、社労士合格に向けて知識を全体的にインプットしていきます。
ここでは次のような流れで勉強していきます。
- 講義を聴く
- テキストを通し読みする
- 過去問を解く・テキストの確認
- テキストを通し読みする
1科目ごとに上記1~4をやったら、次の科目に進んでください
1科目一気にやらずに、章ごとに分けてやっても構いません。
大事なのは、「3.過去問を解く・テキストの確認」です。
- 問題ごとではなく、選択肢ごとに解くように意識する
- 解説を読んだ後、テキストの該当部分+その前後も読む
- 出題年度と解説の気になった箇所をテキストにメモする
テキストにメモする方法は、下記の画像のようにやってください。
①出題年度をメモする
②解説をメモする
この方法をすべての選択肢でやってください。
これは2回転目以降も同じです。
とても地味で時間がかかる作業です。
【3月下旬】2回転目:インプットした知識を定着させていく
2回転目は、インプットした知識を少しずつ定着させていきます。
ここでは次のような流れで勉強していきます。
- テキストを通し読みする
- 過去問を解く・テキストの確認
- テキストを通し読みする
講義は聴かなくても構いません。
講義を聴くよりも、自分の力でテキストを読む力をつけましょう。
最近の社労士試験は長文化しています。
テキストを読む力は、試験問題を読む力にもつながりますよ!
基本的な進め方は1回転目と同じです。
過去問を解くときは、下記を意識しましょう。
- 問題ごとではなく、選択肢ごとに解くように意識する
- 解説を読んだ後、テキストの該当部分+その前後も読む
- 出題年度と解説の気になった箇所をテキストにメモする
テキストの通し読みも必ず行ってください。
1回転目でテキストにメモをしているので、テキストの内容が頭に入ってくるのを実感できますよ。
【5月中旬】3回転目:知識の定着具合を確認
3回転目は、これまでの勉強でどれだけ知識が定着したかの確認をします。
ここでは次のような流れで勉強していきます。
- 過去問を解く・一通り解いたらテキストの確認
- テキストを通し読みする
過去問の解き方は今までと変わります。
【1回転目・2回転目】
- テキストを読んでから過去問を解く
- 一問解くたびにテキストで確認
【3回転目】←今回の方法
- テキストを読まずに過去問を解く
- 1科目解いてからテキストで確認
テキストを読まずに過去問を解くことで、知識が定着しているかの確認ができます。
知識が定着しているかの基準は、自分でその問題の解説ができるかです。
正解した・不正解しただけで判断しないようにしましょう。
できれば過去問を解く時に「自分なりの解説」を書いておき、あとで「問題集の解説」と合致しているか確認しましょう。
時間はかかりますが、問題の論点をつかみなります。
「テキストの内容が頭に入らない…」
そんな時は、テキストの色分けをやってみましょう。
色分けすることで、
- テキストを丁寧に読む
- 視覚的に覚えられる
というメリットがあります。
▶具体的な方法は下記をご覧ください。
【6月初旬】4回転目:一気に実力アップへ
4回転目は、今まで作り上げた「知識の土台」をもとに一気に実力アップをしていきます。
4回転目の勉強の流れは以下のとおりです。
- 過去問を解く・テキストの確認
- 予想問題を解く・テキストの確認
- テキストを通し読みする
新たに予想問題をやっていきます。
初めは予想問題が難しく感じるでしょう。
「初めて見る問題だと解けない」という受験生は非常に多いです。
しかし問題を丁寧に読み、論点を明確にして解くようにしてください。
「よーく読めば解けた」という問題が多いのに気づくはずです。
問題を解いたあとはテキストの確認・メモは必ず行いましょう。
4回転目は時間はかかりますが、一気に実力アップできます。
最後まで頑張りましょう!
この時期から直前対策講座が始まります。
白書と法改正は自分で勉強するには限界があります。ぜひ講座を利用しましよう。
また白書のテキストは、1日30分〜50分ほど時間を取り毎日読みましょう。
▶白書をふくめた一般常識科目の勉強方法はコチラ
【7月中旬】5回転目:さらなる得点力アップを目指す
5回転目はさらなる得点力アップを目指します
5回転目は以下のようにやっていきます。
- 過去問を解く・テキストの確認
- 予想問題を解く・テキストの確認
- テキストを通し読みする
予想問題を解くときは、曖昧な問題をチェックしておきましょう。
チェックした問題は6回転目に改めて解きます。
予想問題に答練や模試を追加してもいいです。
しかし、使える時間も限られています。
模試や答練は「知識の確認」が目的です。
テキストと過去問の土台がないのに取り組んでも、知識の穴が広がるだけです。
過去問や予想問題など、1つの教材をクリアしてから進めるようにしましょう。
手を広げるよりも、一つでも確実な知識を試験会場に持ち込みましょう。
【8月上旬】6回転目:知識の総点検
8月になり試験まで1ヶ月を切りました。
6回転目は一通り問題を解き、知識の総点検+穴が無いか見つけます。
- 過去問や予想問題を解く・テキストの確認
- テキストを通し読みする
過去問・予想問題を解くときは、下記のとおりやりましょう。
- 過去問:全部の問題
- 予想問題:5回転目で間違えた問題
「間違えた問題=知識の穴」です。
その穴を埋めることを意識しましょう。
また、問題を解くたびテキストの確認もしましょう。
「不正解だった問題だけテキストで確認」ではダメです。
テキストの確認も知識の総点検の一部。
めんどうでも必ずテキストも確認をしましょう。
【8月中旬】7回転目:勘を鈍らせないようにする
いよいよ試験は目前。
ここからは知識の穴を埋める+試験まで勘を鈍らせないようにします。
ここでやることは、下記のとおりです。
- 過去問を解く・テキストの確認
- テキストを通し読みする
過去問は全問解いてください。
しかし一問一問テキストと確認することは不要です。
- 今回間違えた問題
- 6回転目で間違えた問題
この2つをテキストで確認すればOKです。
7回転目の目的は、勘を鈍らせないこと。
もし時間が無ければテキスト読みは省いても構いません。
また、今まで間違えなかった問題をポロッと間違えることがあります。
そんな時もイライラしないようにしましょう。
たとえ間違えても、「ふーん、そうなんだー」くらいに気楽に考えてください。
ここに来てイライラしても良いことはありません。
今まで頑張ってきた自分を信じてください!!
まとめ:本気で合格したいなら今から始めよう
8ヶ月で社労士に合格する具体的なスケジュールと方法を紹介してきました。
私は実際にこの方法で、1回で社労士に合格することができました。
そして多くの方にこの方法をアドバイスしています。
もちろん、あなたに合わないこともあります。
- 8ヶ月よりも期間が短い
- もっと早い時期から勉強できる
- 模試や答練をもっとやりたい
そう思っているあなたも、今回紹介した勉強スケジュールと方法をジックリ読んでください。
その上で自分に合った方法にアレンジしていきましょう。
なぜなら、今が試験まで一番遠い日=今から始めれば一番合格する確率が高くなるからです。
今からあなたの合格への道を進んでいきましょう!
今回の記事は下記のスライドにもまとめています。
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