【5年・7年・10年?】社労士試験の過去問の年数は?何年分やるべき?
- 社労士に合格するために、過去問は何年分を解けばいいですか?
- 追加で問題集を買う必要はありますか?
社労士試験では「過去問に始まり、過去問に終わる」と言われくらい、過去問は大事です。
でも世間の問題集は、3年・5年・10年・30年・・・と、収録されている年数はバラバラ。
結局どのくらい解けばいいのか迷いますよね・・・
結論からいうと、最低5年分の過去問を解けるようにしましょう。
また、ただ解くだけではなく同時にテキストにメモをすれば、ライバルに差をつけることができます。
そこでこの記事では、社労士合格に必要な過去問の年数と、具体的な勉強方法を解説します。
過去問をどれくらい解けばいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
社労士試験での過去問の重要性
まず始めに「そもそも合格に過去問は必要?」ということをお話します。
結論からいうと、過去問はとても重要です。
重要な理由は以下のとおりです。
過去問を解くことで今の実力が分かる
過去問が重要な理由の一つは、あなたの今の実力が分かるから。
そのため「過去問が解けない=その年の試験には合格できない」ことになります。
あなたが合格するために、まずは過去の試験に合格する実力をつけましょう。
過去問を解けることが、合格へのスタートラインになります
試験では過去問をアレンジして出題される
社労士試験は法律を問う試験です。
そのため大きな改正がない限り、
- 知っておくべきこと
- 法律上で重要な箇所
は変わりません。
さらに本試験では、過去問をアレンジしたものが多く出題されます。
つまり過去問を解ければ、本試験の問題にも対応できるようになるのです。
予想問題よりもまずは過去問を解くことが大事ですね!
過去問は最低でも5年分を完璧にしよう
それでは過去問は何年分を解けばよいでしょうか?
結論からいうと最低5年は解きましょう。
そして完璧に覚えるまで、何回も繰り返してください。
しかし「5年」と言われると、
・5年以上やったほうがいいの?
・10年以上前の過去問もやったほうがいいの?
そんな疑問もわいてきますよね?
まずは5年分を解けるようになってから広げていこう
5年分の過去問は合格のための最低ラインです。
5年以上できるならもちろんやっても構いません。
しかし「〇〇年やればOK」と、年数ばかり意識しないでください。
そのため、まずは5年を完璧に解けるようにしましょう。
それから余力があれば7年、10年と広げていってください。
10年以上の前の過去問はおすすめしない
過去問の年数を広げるといっても、10年以上前の過去問を一生懸命やるのはおすすめしません。
「やる・やらない」なら当然やったほうがいいです。
しかし近年では法改正がとても多いです。
10年以上前の問題を解けるようになっても労力に合いません。
繰り返しになりますが、まずは5年を完璧にしてから広げていきましょう。
【重要】まずは手元の教材を完璧にする
2024年(令和6年)合格を目指している人むけ。
— さむらい社労士 (@samuraisyaroshi) August 13, 2023
過去問は何年解けばいいですか?と聞かれれば、目安として「最低5年、できれば7~10年」と答えています。
ただ一方で年数にこだわる必要はありません。
大事なのは手元の過去問題集を信じて、完璧になるまでやり尽くすこと。… pic.twitter.com/TvoJaVLXZA
過去問を何年分やるべきか?それよりも大事なのは、まずは手元の教材を完璧にすること。
手元の教材が5年分なら、5年分を完璧にしてください。
10年分なら、10年分を完璧にしましょう。
そのため、まずは手元の教材を信じましょう。
手元の教材以上に問題を解く必要があるか?
それは完璧にしたあとに判断しても遅くありません。
大事なのは手を広げすぎず、周りの声に流されず、手元の教材に専念するのが確実ですよ。
具体的な勉強方法|テキストにメモしてライバルに差をつける!
過去問は重要だと知っていても、ほとんどの受験生が「ただ解くだけ」で終わっています。
しかし過去問を解くときにたった一つのことをするだけで、ライバルに差をつけることができます。
それが「過去問の出題年度や解説を、テキストにメモする」ことです。
具体的には下記の画像のようにメモしてください
①出題年度をメモする
②解説をメモする
このようにメモすることによって、
- 本当の重要項目が分かる
- 違う聞き方で出題されても対応できる
というメリットがあります。
メリット①本当の重要項目が分かる
社労士試験での「重要度が高い」とは、
「過去に何回も出題されている=頻出項目」ということです。
「出題年度をメモする」ことで、特に重要な項目に気がつくことができます。
ほとんどの受験生は「何となく頭の中で」重要項目を認識しています。
しかし重要項目を目に見える形にすることで、よりその部分が頭に入るようになっていきます。
メリット②違う聞き方で出題されても対応できる
例えばテキストに次のように載っていたとします。
試験ではこれを、
- 契約期間は5年までとする
- 契約期間は最長で5年とする
- 契約期間は5年を超えることができない
と、言い方を変えて出題してきます。
言い方を変えただけなのに、受験生の多くは対応できません。
しかしテキストに解説をメモしておくことで、テキストと違う聞かれ方をしても対応できます。
参考情報:テキストにメモする詳しい方法
テキストにメモする方法について、より詳しくは下記の記事をご覧ください。
【社労士合格者が教える】ライバルに差をつけるテキストと過去問の使い方
まとめ:まずは5年分を完璧にし、少しずつ広げていこう
「社労士に合格するために、過去問は何年分を解けばいいの?」という疑問について書いてきました。
【この記事のまとめ】
- 過去問は最低5年分を解けるようする
- 5年分を完璧にしてから7年、10年と広げていく
- 過去問を解くのと同時にテキストにメモをする
過去問は社労士合格のために絶対に必要な勉強です。
過去問を完璧に解けるようになれば、あなたも合格に近づきます。
ぜひ、合格のために過去問を最大限活用してください。