【社労士試験1ヶ月前】具体的な勉強方法と注意点を解説
社労士試験まであと1ヶ月。何を勉強すればいいのか具体例を知りたい・・・
8月下旬の社労士試験に向け、あなたは毎日のように勉強してきました。
しかし1ヶ月前の勉強方法で合否が分かれることもあります。
この記事では、試験1ヶ月前の勉強方法を具体的に解説します。
試験当日に100%の力を発揮するために、ぜひ参考にしてください。
なお、この記事は試験1ヶ月前にフォーカスしています。
5月頃からの直前期の勉強方法は、以下の記事を参考にしてください。
社労士試験1ヶ月前にやるべき勉強方法3選
社労士試験1ヶ月前にやるべき勉強は以下の3つです。
過去問を2回転やる
試験1ヶ月前の勉強のメインは、過去問を2回転やることです。
この時期は模試や予想問題、答練を解くことも多いので、テキストと過去問の大切さを忘れがち。
残り1ヶ月はテキストと過去問をやることで、改めて基本事項を確認しましょう。
予想問題や答練は、余裕があればでOKです。
具体的には、以下の意識で2回転やってください。
【過去問2回転で意識すること】
- 1回転目
- 知識の総点検+知識の穴を見つける
- 2回転目
- 知識の穴を埋める+勘を鈍らせない
1回転目の進め方|知識の総点検+知識の穴を見つける
1回転目は以下の方法でやっていきましょう。
- 過去問
- 全部の問題を解く
- 予想問題・答練
- 直前に間違えた問題だけ解く
※予想問題・答練は余裕があればやる
問題を解いたあとは、必ずテキストで確認しましょう。
試験1ヶ月前は知識の総点検。曖昧な知識を減らす必要があります。
正解した問題もテキストで確認することで、曖昧な知識を減らせます。
ひとつでも確実な知識を試験会場に持っていきましょう。
曖昧な知識があると、試験では迷いを生むだけですよ。
また、間違えた問題は、付箋(ふせん)などで目印をつけてください。
この時期に間違えた問題は「知識の穴」。
その穴を2回転目で埋めます。
1ヶ月前だからこそ、テキストはすべて読んでおきたいもの。
しかし時間的にムリなら、問題を解くときにテキストで確認することを忘れないでください。
2回転目の進め方|知識の穴を埋める+勘を鈍らせない
2回転目は以下の方法でやっていきましょう。
- 過去問
- 全部の問題を解く
- 予想問題・答練
- 1回転目に間違えた問題だけ
※予想問題・答練は1回転目でやっていなければ過去問のみ
問題を解いた後、1回転目・2回転目どちらかで間違えた問題は、必ずテキストで確認してください。
この時期に間違えた問題は「知識の穴」なので、テキストで確認し、穴を埋めましょう。
1回転目・2回転目どちらも正解した問題は、もう十分知識がついています。
どんどん次に進み、試験日まで勘を鈍らせないようにしましょう。
2回転目をやる頃は、試験日まで残り10日~1週間。
もうこの時期は知識の上乗せは不要。
テキスト読みでこまかい論点を気にするより、試験日まで勘を鈍らせないように、過去問を解くことに重点をおきましょう。
白書講座のテキストを読む
白書対策は、すべての社労士受験生の悩み。
白書はスクールの講座を受講するのが近道です。
講座を受講したあとは、以下のように白書のテキストを読んでください。
- 机にむかっての勉強はしない
- スキマ時間に読む
- 1日30分など時間を決めて読む
- 絶対に毎日読む
白書では傾向をつかむことが大事。
こまかい数字を気にしすぎないでください。
分量も多いので、毎日コツコツ続けましょう。
白書を含めた一般常識の対策は、こちらの記事も参考にしてください。
目的条文を押さえる
目的条文は、社労士試験で頻出項目。
特に選択式では数年に一度は出題されています。
目的条文は覚えれば得点できる問題。
逆に言えば、出題されたら絶対に得点しなくてはいけません。
目的条文も数が多いので、スキマ時間にコツコツ覚えていきましょう。
目的条文を勉強するなら社労士サポートchの一択。
- スキマ時間にスマホで勉強できる
- 紙で印刷もできる
- YouTubeで聞き流しもできる
今では社労士受験生の定番となった、社労士サポートchの目的条文。
すべて無料なので使わないのは損。
試験1ヶ月前の目的条文は、社労士サポートchを信じてやっていきましょう。
社労士試験1ヶ月に絶対にやってはいけないこと
社労士試験1ヶ月前に絶対にやってはいけないことは、以下の2つです。
新しい教材に手を出す
試験直前の1ヶ月は総復習の期間。
新しい教材に手を出すのはやめましょう。
世間では「直前総まとめ」「5点アップ」「白弱点克服」など、受験生をまどわす広告がたくさんあります。
そんな広告にはだまされないでください。
試験1ヶ月前に教材を追加しても、絶対に消化しきれません。
むしろ曖昧な知識が増えるだけ。
これまでの積み上げを信じ、テキストと過去問で確実な知識を身につけましょう。
新しい教材に手を出しても、楽に点数アップはできませんよ!
睡眠時間を削る
試験2週間前からは睡眠時間を意識し、体力の回復につとめましょう。
社労士試験は長丁場。
選択式は80分、択一式は210分の試験時間です。
特に択一式は、210分(3時間30分)も頭をフル回転させます。
試験当日に100%の力が出せるように、しっかり体力を回復させましょう。
社労士試験1ヶ月前のよくある質問
ここでは社労士試験の1ヶ月前に、受験生からよく受ける質問に回答します。
まとめ|社労士試験1ヶ月前の勉強で合格に近づける!
社労士試験1ヶ月前の勉強方法とやってはいけないことを解説しました。
【試験1ヶ月前の勉強方法】
- 過去問を2回転やる
- 白書講座のテキストを読む
- 目的条文をおさえる
【試験1ヶ月前にやってはいけないこと】
- 新しい教材に手を出す
- 睡眠時間を削る
社労士試験までの残り1ヶ月は、今までの自分を信じ、確実な知識をもって試験をむかえましょう。
決して新しい教材には手を出したり、睡眠時間を削らないでください。
試験当日に100%の力が発揮できるように、試験の準備をしましょう。