【社労士試験1ヶ月前】具体的な勉強方法と注意点を解説

社労士試験まであと1ヶ月。
何を優先すればいいのか分からない・・・
試験が近づくと、模試、白書、法改正、選択式対策など、気になることが一気に増えていきます。
しかし、社労士試験1ヶ月前に大切なのは、やることを増やすことではありません。
この記事では、社労士試験1ヶ月前にやるべき勉強法と直前期のNG行動を解説します。
残り1ヶ月の勉強に迷っている方は、まずは優先順位を整理しましょう。
なお、この記事は試験1ヶ月前にフォーカスしています。
5月頃からの直前期の勉強方法は、以下の記事を参考にしてください。

直前期までに行う基礎学習と問題演習の流れは「8ヶ月・7回転法の勉強スケジュール」で全体像を確認できます。
社労士試験1ヶ月前にやるべき勉強方法4選

社労士試験1ヶ月前は、次の4つを優先してください。
テキストと過去問・基本問題集を勉強の軸に戻す

試験1ヶ月前は、今まで使ってきたテキストと過去問・基本問題集を、もう一度勉強の軸に戻しましょう。
直前期は、模試や答練、予想問題、白書、法改正など、やることが一気に増えます。
どれも必要な勉強ですが、直前対策に気を取られ、基本がおろそかになっては本末転倒。
問題を解いたら、解説を読んで終わりにせず、テキストの該当箇所に戻ってください。
- テキストのどこから出題されているか
- なぜその選択肢が正しい、または間違いなのか
- 似ている制度や周辺論点と何が違うのか
ここまで確認することで、答えを覚えるだけではなく、形を変えて出題されても対応できるようになります。
ただし、すべての問題を同じように復習する必要はありません。
次の順番で優先順位をつけましょう。
- 間違えた問題
- 正解したものの、根拠が曖昧だった問題
- 模試や答練で正答率が高いのに落とした問題
- 苦手科目・苦手論点の問題

難問や細かい論点よりも、テキストに載っている基本問題を確実に得点できる状態にしましょう。
基本に戻る具体例:過去問を2回転やる

テキストと過去問・基本問題集を往復する具体的な方法として、過去問を2回転するのがおすすめ。
ただし、すべての問題を必ず2回解く必要はありません。
現在の進み具合や使える時間に合わせて調整してください。
【過去問2回転の進め方】
- 1回転目:
- 全体を確認し、間違えた問題や根拠が曖昧な問題に印をつける
- 2回転目:
- 印をつけた問題を中心に解き直し、知識の穴を埋める
1回転目も2回転目も、間違えた問題や迷った問題はテキストに戻って論点を確認しましょう。
時間が足りなければ、間違えた問題だけを解き直す形でも構いません。
「2回転すること」が目的ではなく、曖昧な知識を試験日までに確実な知識に変えることが目的です。
模試は判定ではなく復習材料として使う

模試の結果が悪いと、どうしても不安になるもの。
「今の教材では足りないのではないか⋯」「もっと難しい問題を解かなければ⋯」
しかし、模試の判定=本試験の結果ではありません。
模試を復習するときは、以下の要領で復習してください。
【最初に復習する問題】
- 周りの正答率が高いのに、自分が落とした問題
- テキストに載っている基本論点の問題
- 正解したものの、勘や消去法に頼った問題
【深追いしなくてよい問題】
- 正答率がかなり低い難問
- テキストにほとんど載っていない細かい論点
- 復習に長時間かかる割に、再現性が低い問題
直前期に怖いのは、模試の結果を見て教材を増やし、今までの勉強の軸が崩れることです。
白書・法改正は深追いせず浅く広く触れる

直前期になると、白書や法改正が気になります。
特に白書は範囲が広く手応えを感じにくいため、不安になりやすい分野です。
ただし、白書を完璧に覚えようとすると、基本科目の勉強時間が削られてしまいます。
【白書の勉強方法】
- スクールの白書講座を受ける
- 講座のテキストをスキマ時間に読む
- 1日30分など時間を決めて読む
- できるだけ毎日読む
細かい数字の暗記より「見たことがある状態」を増やすことが大事です。
増減の傾向、割合の大小、用語の意味などを中心に確認してください。
白書を含めた一般常識の対策は、こちらの記事も参考にしてください。

-2-1024x538.png)
法改正も深追いはNG。
社労士試験で出題される法改正は、表面的な出題が多く、覚えれば得点源にできます。
法改正講座や教材で一度学習している場合は、テキスト・レジュメ・問題演習を見直してください。

白書・法改正は、基本科目の時間を削らない範囲で浅く広く触れることが大切です。
選択式・一般常識を怖がりすぎず、目的条文を確実に拾う

選択式や一般常識は、どこから出題されるか分からない不安があります。
しかい、範囲の広さにのまれ、全体の勉強を崩さないでください。
目的条文は、文章を通して読めば分かっても、一部が空欄になると正確な言葉を選べないことがあります。
「読めば分かる」で終わらせず、穴埋め形式で言葉を入れられるか確認してください。
- スキマ時間に穴埋め問題を解く
- 間違えた条文は繰り返す
- 似ている目的条文の言葉の違いを確認する
- 聞き流しや音読を補助的に使う
社労士サポートchでは、目的条文を穴埋め形式で確認できる無料問題を用意しています。
スキマ時間の確認用として活用してください。

社労士試験1ヶ月前のNG行動3選

次に、社労士試験1ヶ月前に避けたい行動を3つ紹介します。
不安から新しい教材を増やす

試験直前の1ヶ月は、今までの知識の総復習期間です。
「直前総まとめ」「得点アップ」「弱点克服」といった教材を見ると、気持ちも惑わされるかもしれません。
しかし、教材を増やすと、新たに復習すべき内容も増えます。
現在の教材に明らかな不足がある場合や、受講中の講座で指定されている直前対策を使う場合は別です。
それ以外は、新しい教材を増やす前に、今の教材で曖昧な論点を確認する方が点数につながります。

不安なときほど教材を増やさず、今ある教材に戻りましょう。
SNSやネットの情報に振り回される

直前期のSNSやネットには「今年はこの論点が出る」「この先生の予想問題はよく当たる」といった情報が増えます。
そんな情報を見るたびに勉強計画が変わるなら、今のあなたには情報過多かもしれません。
他の受験生の勉強方法や新しい教材を見ても、点数はあがりません。
SNSを10分見る代わりに、テキストを1ページ確認する、基本問題を1問解く、目的条文を1つ見る。
直前期は、その小さな勉強を積み重ねが本試験の点数につながります。
睡眠時間を削って自滅する

あと1ヶ月しかないと思うと、睡眠時間を削って勉強したくなるかもしれません。
しかし、睡眠不足だと翌日の勉強効率が落ち、問題の読み違いやケアレスミスも増えます。
特に試験2週間前からは、起床時間や就寝時間を試験に合わせ、生活リズムを整えてください。
試験当日に100%の状態を作ることも、直前1ヶ月にやるべき準備です。
社労士試験1ヶ月前のよくある質問

ここでは社労士試験の1ヶ月前に、受験生からよく受ける質問に回答します。
【必見!動画でも解説】試験1ヶ月前、最後に押さえるべきポイント
社労士試験直前期の勉強法を解説してきましたが「文字だけだとイメージが湧きにくい…」という方も多いはず。
そこで、試験1ヶ月前に本当にやるべきこと・やってはいけないことを、動画でもわかりやすくまとめました。
通勤時間やちょっとした休憩時間に、気軽にチェックしてみてください。
まとめ|社労士試験1ヶ月前の勉強で合格に近づける!

社労士試験1ヶ月前の勉強方法を解説しました。
【試験1ヶ月前の勉強方法4選】
- テキストと過去問・基本問題集を勉強の軸に戻す
- 模試は復習材料として使う
- 白書・法改正は深追いせず浅く広く触れる
- 選択式・一般常識を怖がりすぎず、目的条文は確実に拾う
【試験1ヶ月前のNG行動3選】
- 不安から新しい教材を増やす
- SNSやネットの情報に振り回される
- 睡眠時間を削って自滅する
直前期は、新しいことを増やす時期ではなく、今まで学んだことに戻る時期です。
テキストに戻る、基本問題に戻る、模試で落とした基本論点に戻る。そのうえで、白書や法改正には必要な範囲で少しずつ触れる。
完璧でなくても大丈夫です。まずは今日、自分のテキストを開き、曖昧な論点をひとつ確認しましょう。
その小さな積み重ねが、本試験で迷わず答えるための力になります。



