社労士試験は4月からで合格できる?来年受かるための「先行学習」ロードマップ

来年の社労士試験合格を目指すには、今から始めるのは早すぎる?
4月から勉強を始めて、途中で息切れしないか心配…
これから社労士を目指そうとしているあなた、こんな風に思っていませんか?
特に来年8月の試験を目指す場合、春(4月・5月・6月)はまだ周囲も本格的に動いていない時期です。
この記事では「なぜ今から始めると有利なのか?」そして「具体的にどう勉強を進めればいいのか?」を徹底解説します。
限られた時間で「夢=社労士合格」をつかむヒントにしてください。
▼動画でさらに詳しく解説しています(聞き流しOK!)
4月から勉強して今年の社労士試験(8月)に間に合う?

まず、一番気になる疑問にお答えします。
今(4月)から勉強を始めて、今年の8月にある試験に合格できるのか?
結論から言うと「不可能ではないが、初学者にとってはかなり厳しい」のが現実。
社労士合格には一般的に1,000時間以上の学習が必要と言われています。
本試験までの約4ヶ月間でこれを達成するには、単純計算で毎日8時間以上の勉強が必要です。仕事や家事と両立しながらでは、ほぼ不可能でしょう。

しかし「今年合格するのは無理だから、まだ勉強しなくていい」という意味ではありません。むしろ逆です。
「来年の合格を確実にするために、今すぐスタートを切る」ことこそが、最も賢い戦略なのです。
社労士試験対策を4月から始める3つのメリット
なぜ、まだ早いと思われる4月から勉強を始めるべきなのでしょうか?
大きなメリットが3つあります。
1,000時間以上の勉強時間を確保できる
社労士合格には、一般的に1,000時間以上の勉強が必要と言われています。
4月からスタートすれば、以下のサイクルを余裕を持って回せます。
- 基礎知識の定着に時間をかける
- 理解できない部分を何度も復習する
- 直前期に「仕上げ」に集中する
もちろん効率も大切ですが、圧倒的な勉強量を確保した人が有利である事実は変わりません。
だからこそ、早めにスタートすることが大事なのです。

モチベーションの波がきても立て直せる
社労士受験は1年がかりの長丁場。
仕事や育児をしながらでは、どうしても「やる気が出ない」時期が訪れます。
年明けからスタートした人の場合、一度の停滞が命取りになります。
しかし、4月から始めていれば「立ち止まる余裕」があります。
例えば6月頃に気持ちがダウンしても、そこまでに積み上げた基礎はゼロには戻りません。

勉強の「習慣化」を無理なく作れる
社労士合格には、勉強の習慣も必要です。
いきなり毎日3時間勉強するのはハードルが高いですが、今から少しずつ始めることで「生活リズムの中に勉強を組み込む」ことができます。
- 朝の20分は講義を聴く
- 通勤中に問題を解く
- 昼休みにテキストを読む
- 寝る前に5分だけ問題を解く
こういう積み重ねが1年後に大きな差になります。
まだ早いかな?と思っている今こそ、無理なく習慣を作る最高のタイミングなのです。

教材はどうする?4月スタートで合格するための具体的な勉強ステップ
では、具体的に何から始めればいいのでしょうか? 教材選びと進め方のポイントを解説します。
まずは「今年度(旧教材)」で全体像を把握
4月の段階では、来年向けの講座やテキストはまだ発売されていません。
そこで今年度向けの「旧教材」を使って、全科目をざっくり1周しましょう。
ポイントは「完璧を目指さない」こと
- どんな科目があるのか?
- テキストの雰囲気は?
- どんな問題が出るのか?
これらを肌で感じることが目的です。
「理解」は後からついてくるので、まずは触れるだけでOKです。
通信講座の「2年セットコース」などを賢く使う
旧教材で勉強するにあたっては、通信講座を活用しましょう。
例えば、スタディングなどでは、「旧年度版+新年度版」がセットになった、お得なコースが用意されています。
これなら今すぐ勉強を開始でき、新教材が出たらスムーズに移行できます。
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新教材が届いてから本番スタート
旧教材はあくまで「プレ学習用」なので、ざっくり1回転してみましょう。
- 講義を聴く
- 全体像を把握する(倍速視聴も活用)
- テキストを読む
- ザッと眺めるだけでもOK
- 過去問を解く
- 間違えても気にしない
まずは一通り終わらせることが目的なので、完璧を求める必要はありません。
10月頃に新教材が届いたら、そこからが本番スタートです。
それまでに「学習習慣」と「全体像の把握」が完了していれば、ライバルに圧倒的な差をつけることができます。
忙しい社会人の勉強極意!4月から継続するためのスケジュール・モチベーション戦略
忙しい現代人にとって、勉強を継続するのは簡単ではありません。
そこで、勉強スケジュールとモチベーションの工夫を紹介します。
机に向かわない!「スキマ時間」活用ルーティン例
勉強=机に向かってするものと思いがち。でもそんな思い込みは捨てましょう。
合格の鍵は「スキマ時間」の積み上げ。
具体的には下記のスケジュールを参考に、スキマ時間を勉強に活用してください。

▼平日のスケジュール例(合計:2時間40分)
| 時間帯 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 朝 | 20分 | 準備しながら講義を聴く |
| 通勤 | 30分 | 電車でアプリの問題を解く |
| 昼休み | 20分 | テキスト読みや一問一答 |
| 帰宅時 | 30分 | テキスト読みや一問一答 |
| 夜 | 60分 | 家でまとまって勉強 |
▼休日のスケジュール例(合計:3時間30分)
| 時間帯 | 時間 | 内容 |
|---|---|---|
| 朝 | 60分 | 講義視聴・テキスト読み |
| 昼 | 30分 | テキスト読みや一問一答 |
| 夕方 | 60分 | 問題演習など |
| 夜 | 60分 | 復習・演習 |
机に向かう時間は夜の60分だけでも、スキマ時間を合わせれば十分な勉強量が確保できます。
社労士受験生の多くは、仕事や家庭を優先しつつ勉強しています。
まとまった時間だけではなく、スキマ時間を使って勉強を積み上げていきましょう。
合格者も利用!おすすめスキマ時間ツール3選
机に向かえない時に活用したいのが、下記のサイトやツール。
- 過去問ランド
- 無料で使える一問一答サイト。ゲーム感覚で解けます。
- 社労士サポートch
- ブログで目的条文の穴埋め問題、YouTubeで目的条文の読み上げ動画があります。
- 各スクールのアプリ
- 通信講座を受講する場合は、講義も問題演習もアプリ一つで完結します。
実際に合格者も利用していたので、ぜひスキマ時間に活用してください。

勉強仲間とつながる。でも比べすぎない
勉強期間中は孤独になりがちなので、仲間とのつながりは心の支えになります。
X(旧Twitter)などで「#社労士勉強垢」をフォローすると、仲間の頑張りに刺激をもらえます。
それは「他人と比べすぎない」こと。
「あの人はもう〇〇時間勉強している…」「進捗が早い…」と自分と比べて落ち込むのはNGです。
SNSはあくまで「刺激を受ける場所」と割り切り、ペースを崩さないようにしましょう。自己肯定感を下げてしまっては意味がありません。
独学か通信か?4月スタートの初学者が選ぶべき道
市販のテキストで始める場合、おすすめはユーキャンの「速習レッスン」やLECの「トリセツ」です。
図やイラストが多く使われており、初学者でも理解しやすい構成になっています。

社労士試験の合格率は約6%。
10人受けても1人も受からない超難関試験です。
少しでも合格率を上げたいなら、プロのサポートがある通信講座などを利用するのが近道です。
市販テキストはあくまで「スタートのきっかけ」と考えましょう。
FAQ:4月スタート組によくある質問
最後に、この時期から始める方が抱きやすい疑問にお答えします。
まとめ:4月からの「フライングスタート」は最大の武器になる
来年の合格を目指して、4月から動き出すあなたには「時間」という最大の武器があります。
今は目に見える成果が出なくても、今日から積み上げる努力は、1年後のあなたにとって大きな自信となります。
来年の春、「あの時始めてよかった」と笑えるように、まずは小さな一歩を踏み出しましょう!
今日から変わる!3つのアクションリスト
- 社労士合格を「決意」する
- 辛い時もその気持ちが最後まで支えになります
- 教材選びを始める
- 通信講座か市販本か、まずはサイトを見てみましょう
- 勉強習慣を「小さく」始める
- 今日の帰りの電車で動画を1本見るだけでOK!
あなたのスタートダッシュを応援しています!
▼動画でさらに詳しく解説しています(聞き流しOK!)



