【社労士✕大原で合格】4回目で目覚めたテキスト・過去問の往復勉強法

「何年も挑戦しているけど、本当に社労士に合格できる日が来るんだろうか…」
社労士試験は長丁場の戦いです。年数を重ねるごとにプレッシャーが大きくなり、自分の勉強法に自信が持てなくなります。
特に働きながらの受験生活は、時間との戦いでもあります。
この記事では、時間が取りづらい鉄道会社の駅員として働きながら、4回目の挑戦で見事合格を掴み取った「WARAかじさん」の合格体験記をご紹介します。
「手元の教材を徹底する」という王道のスタイルを貫いた勉強法は、多くの受験生の道しるべとなるはずです。
この記事を読むことで「迷いのない教材選び」と「確実な知識定着のテクニック」そして「合格するためのメンタルの保ち方」がわかります。
合格者が実践した「テキストに戻る」というシンプルな鉄則を学び、あなたの学習に取り入れてみてください。
この記事のノーカット版は、Youtubeでご覧ください。
合格への原動力:挫折と恐怖を乗り越えて社労士を目指すまで

社労士試験への挑戦を決意する理由は人それぞれ。WARAかじさんは、過去の辛い職場体験が大きなきっかけでした。
この経験が、その後の受験生活を支える土台となったのです。
罵声を浴びせられた日々からの脱却
新卒で入社した会社での経験が、WARAかじさんを資格取得へと突き動かしました。
上司からの厳しい叱責におびえ「会社に行くのが怖い」と感じる日々。
そんな中、父親からの「何か資格を取った方がいい」というアドバイスにより、社労士という資格に出会いました。
毎日会社に行くのが怖く感じる状況でした。
何か資格を取った方がいいと勧められ、その時に社会保険労務士の存在を知りました。
一度は「合格率1桁の難関資格なんて自分には無理だ」と諦めたものの、転職を経て「やはり挑戦したい」という思いが再燃。
過去の挫折(高校・大学受験)を乗り越え、自分を変えるために勉強を開始しました。
この「現状を変えたい」という強い思いこそが、4年間の勉強を継続させるエネルギー源だったのです。
【教材選び】資格の大原に絞って合格!他社の教材に浮気しないコツ

多くの受験生が陥りがちな罠が「不安になっていろいろな問題集に手を出してしまうこと」です。
WARAかじさんも初期には同じ失敗を経験しましたが、最終的には「メイン教材を絞り込む」ことの重要性に気づきました。
ここでは、教材選びに迷っている方へのヒントとなる、教材活用の極意を紹介します。
資格の大原をフル活用:通学+スキマ時間を制した勉強方法
WARAかじさんは4年間の中で、1年目は独学、2年目から資格の大原(通学)を利用しました。
大原に通学して感じたメリットは、周りの刺激を受けながら勉強できたこと。
さらに自習室を利用できたり、先生に直接質問できたのもよかったとのこと。
みんなで合格を目指していることが刺激になりました。
先生の生の声が聞けたのもモチベーション維持には役立ちました。
サブで利用した社労士24
は、通勤や外出時のスキマ時間に活用。
さらに社労士サポートchの目的条文は「ブログの穴埋め問題」「YouTubeの読み上げ動画」を繰り返し利用し、基礎力がアップしたとのこと。
メイン教材で理解を深め、サブ教材で記憶のメンテナンスを行う役割分担が、効率的な学習を生み出しました。
失敗から学んだ「浮気は厳禁」の鉄則
2年目は大原の教材に加え、他社の市販問題集も購入。
しかし結果的に消化不良となり、知識が中途半端になってしまいました。
大原の問題集をやるだけでも精一杯でした。
追加した教材は中途半端で終わってしまったので、手を出さなくてよかったなと思いました。
本屋やネット上では、良さそうな本がたくさん紹介されていますが、あれもこれもと手を出すのは危険です。
「知識が崩れる」危険も高く、ひとつの信頼できる教材を信じ抜くことが、実は最短ルートなのです。
【勉強方法】社労士試験の鉄則!テキストと過去問の「繰り返し」術

WARAかじさんが実践していたのは、単に問題を解くだけではなく、その根拠を必ずテキストで確認すること。
さらに目的条文を読み込み、読解力を向上させました。
ここでは、WARAかじさんが知識を盤石にした勉強法を紹介します。
正解でも不正解でもテキストを確認する重要性
問題を解いて「正解だからOK」としていませんか?WARAかじさんは、正解・不正解に関わらず、必ずテキストに戻って確認することを徹底しました。
「なぜそれが正解なのか?」「どの条文に基づいているのか?」選択肢の一つひとつをテキストで確認し、周辺知識も含めて読み込む。
これを繰り返すことで、知識の「ぐらつき」がなくなり、どんなひっかけ問題にも対応できる力が身につきました。
当ってても間違ってても必ずテキストを見て確認しました。
即効性はないけど、着実に知識が積み上がっているのを感じました。
この地道な作業こそが、本試験の極限状態でも揺るがない「確実な実力」を養成します。
目的条文の読み込みで読解力が向上
目的条文は社労士試験では頻出項目ですが「何となく解ける」と思い、対策が後手に回りがち。
WARAかじさんは、社労士サポートchのブログ(穴埋め問題)とYouTube(読み上げ)を活用。
毎日のように「穴埋め問題を解く→復唱する」を繰り返し、目的条文を完璧に仕上げました。
社労士サポートchは目的条文の対策にバッチリでした。
色んなパターンの穴埋めがあるし、動画の音声もあるので、目的条文に対する不安はなくなりました。
目的条文は覚えれば正解できるので、得点源にもできます。
その目的条文を完璧にした自信のおかげで、気持ちの面でも優位に立てました。
【仕事との両立】不規則な勤務体系を乗り越えるタイムマネジメント

社労士試験の受験生の多くは、仕事をしながら勉強しています。
WARAかじさんは「駅員」という、泊まり勤務ありの不規則な生活の中でも勉強時間を確保しました。
ここではWARAかじさんの例をとり、忙しい社会人が勉強を続けるための具体的なスケジューリング術を紹介します。
平日と休日の勉強スケジュール
不規則な勤務の中、WARAかじさんは以下のように1日の勉強スケジュールを立てていました。
泊まり勤務:朝出勤して翌日の朝まで勤務
- 休憩時間に勉強
- 仕事後に大原の自習室を予約
- 昼食後に2時間仮眠
- 自習室で勉強
- 講義がある日はそのまま受講
窓口業務:17:30勤務終了
- 仕事後に10分仮眠
- 大原の自習室で勉強
休日
- 朝から大原の自習室で勉強
- 気分転換に図書館や自宅も活用
仕事終わりの疲れた状態での勉強は、社会人にとって難しいところ。
そこで勉強前の仮眠で頭をリフレッシュし、限られた時間でも質の高い学習を維持しました。
オンとオフの切り替えでメンタルを守る
勉強期間が長期化すると、精神的な疲れも蓄積していくもの。
WARAかじさんは、柔術や朝のランニングなど、体を動かすことでストレスを発散していました。
やっぱり頭がすごい疲れてる状態だと効率も落ちるし、思い切って休んだり気分転換することも大事だと思います。
「勉強しなければ」と自分を追い込みすぎると、かえってパフォーマンスが落ちてしまいます。
WARAかじさんは、意識的に「勉強しない時間」「好きなことをする時間」を作り、長期戦を走り抜けたのです。
本当に社労士試験に合格できるのか?不安との向き合い

年に1回しかない社労士試験。受験回数を重ねるごとにプレッシャーも重くなります。
「今年も結果が出なかったら…」「自分はずっと受からないんじゃないか…」
そんな出口の見えないトンネルに迷い込んだ時、どうやって心を奮い立たせればよいのでしょうか?
WARAかじさんが直面した「最大の不安」と、そこからの脱出方法についてお伝えします。
「3年目・4年目」が一番辛かった理由
WARAかじさんにとって、精神的に最もきつかったのは、不合格が続いて3年目から4年目に差し掛かった時期。
「自分は本当にこの試験に合格できるのか…」という不安が、常に心の中にありました。
特に「2年連続で選択式で1点が足りない」経験をし「あと一歩」の壁が果てしなく高く感じました。
あと1年勉強しなくてはいけないのか…
3年目も不合格だった時、かなりキツイなと感じました。
「未来の自分」を具体的にイメージして心を燃やす
そんな苦しい不安の中、WARAかじさんは「合格した自分の姿をイメージ」して、気持ちを奮い立たせました。
特に、社労士サポートchの「合格者インタビュー」に出ることが大きな目標になったとのこと。
不安な時は、社労士サポートchの合格者インタビューを見ました。
いろんな方の声を聞いて「自分もこの合格者インタビューに絶対出るんだ!」っていう思いで頑張ってました。
不安な時こそ、実際に困難を乗り越えた先人たちの言葉が力になります。
「合格者も今の自分と同じ苦しみを味わっていたんだ」と知ることで、孤独感が和らぎ「自分も次はあそこに行くんだ」というポジティブな目標に変換できるのです。
FAQ:大原で社労士試験に合格する勉強法
今回のインタビューからわかる、資格の大原で社労士に合格する勉強方法をQ&A形式でまとめました。
まとめ:諦めない気持ちが合格への唯一の鍵

WARAかじさんが、4度目の挑戦で合格した要因は以下の3点です。
- 教材を絞り込む勇気:あれこれ手を出さず、メイン教材と心中する覚悟を持つ
- 徹底的なテキスト確認:正解した問題も含めてテキストに戻り、確実な知識にする
- 諦めないメンタル:不合格になっても「受かるまでやる」と決意する
社労士試験は、才能がある人が受かる試験ではありません。諦めず、正しい努力を積み重ねた人が受かる試験です。
模試の結果が悪くても、仕事が忙しくて進まなくても、決して諦めないでください。
今日できる小さな一歩が、必ず合格へとつながっています。
最後に、WARAかじさんからのメッセージをお届けします。
正直辛いと感じる時間が長かったです。
でも応援してくれる人もいて、頑張る勇気が湧いてきました。
諦めない気持ちがあれば、間違いなく合格できます!
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