【社労士合格】資格の大原:経験者合格コースと社労士24|最強の使い分け術

一生懸命やっても合格できないのかな?
4年目でこれか…
社労士試験は合格率6%前後の難関試験。何度挑戦しても結果が出ず、辛い日々を送る受験生がたくさんいます。
今回インタビューしたshunさんも、なかなか合格できず辛い日々を過ごしました。
しかし、4回目の受験となった令和7年度。「これが最後」と決めて挑んだshunさんは、試験中に不思議な感覚に包まれます。
いよいよ順番がオレに回ってきた!
今回は、苦節4年を乗り越え見事合格を勝ち取ったshunさんに、利用した「 資格の大原
」の活用術や、メンタル維持の秘訣について伺いました。
最後まで諦めずに勝ち取ったそのストーリーをぜひ参考にしてください。
資格の大原「経験者合格コース」と「社労士24」の使い分け戦略

shunさんは4年間、一貫して「 資格の大原
」を利用。
合格した4年目は「経験者合格コース」に加え「社労士24
」をオプションで追加しました。
【shunさんの利用教材の変遷】
- 1年目:社労士24
- 2年目・3年目:経験者合格コース
- 4年目:経験者合格コース+社労士24
「経験者合格コース+社労士24
」は、多くの人が消化不良になるボリューム。
しかし、それぞれの教材の特性を理解し、役割を明確に分けて利用しました。
メイン教材には、情報量が充実している「経験者合格コース」を利用。
一方で「社労士24」は教材の到着時期が早いため、本格的な学習が始まる前の予習として活用しました。
また、文字情報の多いテキスト(経験者合格コース)と、視覚的に分かりやすいスライド(社労士24
)を、学習のフェーズや場面に合わせて使い分ける戦略を取りました。
「社労士24」は教材が届くのが早いので、メイン講義が始まる前の予習教材として使いました。
また、経験者合格コースは文字が多いので、集中できない時は社労士24のスライドメインで視覚的に覚えました。
\合格者が利用した講座はこちら!/
働きながら「1,000時間」を確保したタイムマネジメント

社会人が社労士試験に合格するためには、勉強時間の捻出が最大の壁となります。
shunさんは合格した年に、1,000時間超の勉強時間を捻出。
仕事の繁忙期は深夜の帰宅もあったため、生活スタイルを朝型にシフトし、勉強時間を確保しました。
- 平日の勉強スケジュール
- 早朝に1時間
- 昼休みに30分
- 帰宅後に家事をしながら1時間
- 寝る前に1時間
- 休日の勉強スケジュール
- 出かける日:朝1時間+夜2〜3時間
- 出かけない日:7〜8時間
さらにスキマ時間の活用には、社労士24
の音声を活用するなどして「チリも積もれば山となる」ようにしました。
「時間がない」と言い訳せず、生活スタイルさえも見直す執念が合格を引き寄せたのです。
家事・風呂・トイレ⋯そういったスキマ時間はすべて勉強へ。
休日も家にいる時は勉強メインだったので、正直しんどかったですね(笑)
今回はかなりムリをしたなと思います。
苦手科目の克服法と「失敗から学んだ」インプットの重要性

再受験生がやりがちな失敗が「アウトプットばかりやり、テキストを読まなくなる」こと。
shunさんも2〜3年目はアウトプットがメインになり、初見の問題に対応できず涙を飲みました。
3年目までは過去問ばかり解いてインプットをおろそかにしていました。
過去問は解けるのに、試験で見たことのない問題が出ると、手も足も出ませんでした。
4年目はその反省を活かし、アウトプットもやりつつ、テキスト読みも同時並行を心がけたとのこと。
具体的には、以下の2点を意識して勉強しました。
- 苦手な雇用保険法は「毎日触れる」
- 過去問で出た論点をテキストに転記する
苦手の雇用保険法は「毎日触れる」
shunさんが苦手としていたのが雇用保険法。択一式で基準点割れするくらい苦手だったとのこと。
そこで「毎日必ず10問は解く」「1ページでもテキストを見る」ことを徹底しました。
苦手な雇用保険法は、毎日必ず10問は問題を解きました。
テキストも1ページでもいいから読むのは心がけました。
毎日触れることによって苦手意識もだんだんなくなり、理解も深まっていったのです。
過去問で出た論点をテキストに転記する
4年目の学習で心がけたのは、問題演習とテキスト読みを同時並行すること。
具体的には、以下のルーティンで進めました。
- まず過去問を解く
- 出題された論点をテキストに転記する
- その上で講義を受ける
この流れで勉強することで「どこが試験に出るのか」という前提知識を持って講義を聴け、理解度が格段に上がりました。
この地道な「テキストと問題演習の同時並行」が、本試験での応用力に繋がったのです。
まず過去問を解き、出題箇所をテキストに転記してから講義を受ける――このルーティンで理解度が格段に上がりました。
今回の試験で基準点割れがなかったのも、苦手を潰すことができた結果だと思います。
模試E判定からの逆転!直前期のメンタルコントロール

直前期の模試で思うような結果が出ないと、メンタルは大きく揺らぐもの。
shunさんも6月・7月の模試では、択一式が40点前後。「4年目なのに、まだこの点数なのか…」と、大きな焦りを感じていました。
さらに3年目に不合格となった時は、精神的にも追い詰められてきました。
SNSで他の人の「合格しました」報告を見て、なかなか「おめでとう」と言えませんでした。
試験後は夜も眠れず体調を崩してしまうくらい、しばらく立ち直れなかったですね。
そんなshunさんを奮い立たせたのは、家族との約束でした。
家族からも「もうやめたら…?」という言葉を受け、「来年の受験で最後にする」と約束しました。
この「背水の陣」が、直前期の迷いを消し去りました。
次が不合格でも、もう受けないと家族に約束しました。
「やるしかない!」といい意味で割り切れました。
「本番で点数が取れれば勝者だ」と自分を鼓舞し、テキスト読みを必死にやり不安を打ち消しました。
結果として、最後の模試でようやく50点近く取れるようになり、その勢いのまま本番を迎えることができたのです。
合格へのラストスパートと「順番が回ってくる」感覚

難問といわれた令和7年度試験。しかし、これまでの積み重ねが「手応え」となって現れました。
実は、過去の受験では「幕張メッセ」という会場に苦しめられてきました。
マイク誤作動、試験管の時間ミス、用紙が足りないトラブル⋯。しかし、令和7年度は会場が分散され、ゆとりあるスペースが確保されていました。
会場に入った時にゆとりがあって「あ、今年はいけるかもしれない」と直感しました。
問題を解いていくうちに「いよいよオレに合格の順番が回ってきた」と手応えを感じました。
本番で起きた「損切り」の英断
しかし、順調に試験が進んだわけではありません。
苦手な雇用保険法では、予定していた25分で6問しか解けないというピンチが訪れることも。
「まずい⋯」と焦る場面。しかし、これまでの積み上げを信じて「スパッと次の科目にいく」という損切りの判断をくだしました。
解き続けるか迷いました。
でも25分は守ろうと思って、スパッと次の科目にいきました。
あの時は焦りましたね。
この冷静な判断があったからこそ、全体で得点を最大化できました。
結果は、選択式30点、択一式46点。基準点割れなしの完全合格でした。
FAQ:大原で社労士に合格するために
ここからは、shunさんの体験談をもとに、受験生が気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
まとめ:諦めなければ、合格の順番は必ずあなたにも回ってくる

4回目での合格を果たしたshunさんの勝因は、以下の3つです。
- 「 資格の大原
」の教材を信じ抜いた
- テキスト読みでインプットを徹底した
- 「自分にも順番が来る」と信じ、最後まで諦めなかった
模試の判定が悪くても、仕事が忙しくても、正しい方法で準備を続ければ、その努力が報われる瞬間は必ず訪れます。
これから社労士試験を目指すあなたも、shunさんのように自分に合った教材を見つけ、合格への一歩を踏み出してみませんか?
次に「順番」が回ってくるのは、あなたかもしれません。
最後に、shunさんからのメッセージをお届けします。
2年目・3年目となかなか結果が出なくて、一生懸命やっても合格できないと思ってました。
でも4年目は「これ以上無理」というくらい勉強して、当日は「いよいよオレに順番が回ってきた!」と感じることができました。
今年こそは自分の番だと思って、できる準備をしておいてください!
\次はあなたの番です!/
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