【2025年合格者に学ぶ】社労士試験に合格した勉強方法とTAC活用術
範囲が広く、覚えることも多い社労士試験。
合格にむけ「何を・どう」勉強すべきか?多くの受験生が悩んでいます。
この記事では、2025年度試験に合格されたアリさんの体験をもとに、具体的で実践的な勉強方法を紹介します。
特に「一問一答と5肢択一の違い」「テキスト読みの重要性」など、今まさに勉強に悩む人のヒントをまとめました。
受験生にとって大切な「不安との向き合い方」も含め、勉強へのやる気が湧いてくる内容です。
ぜひこの記事を読んで、自分にあった勉強方法を見つけてください。
TAC社労士講座を使った教材と勉強スタイル
アリさんは、2回目の挑戦で社労士試験に合格。2年ともTAC社労士講座の通学コースを受講しました。
使用した教材も、講座から支給されるものを中心に学習していきました。
TAC社労士講座の教材を中心に勉強しました。
個人的に追加で問題集を買ったんですが、多すぎて結局やり切れないなと感じました。
教材選びでは「数を増やしすぎないこと」が重要。
1冊を繰り返しやり込むことが、知識の定着につながります。
TAC社労士講座の評判・メリット
TAC社労士講座の強みは、着実に合格に近づけるカリキュラム。
初学者でも受験経験者でも、安心して勉強できる環境がTACにはあります。
スクールはTACしか知らないけど、安心して勉強できた。
カリキュラムが整っていて、順番に進めれば試験範囲を網羅できました。
また、TACでは講義と並行して実力テストが行われます。
その実力テストで自分の理解度を可視化することで、学習のモチベーション維持にもつながっていたようです。
各単元ごとに実力テストがあるので、自分の実力を毎回確認できるのも良かったです。
5肢択一問題で鍛えられた「選ぶ力」
アリさんは直前期に、5肢択一の問題演習を取り入れました。
一問一答で基本知識を習得するのも大切ですが、試験では「5肢の中からより正解に近い選択肢を選ぶ」ことが必要です。
5肢択一では微妙な選択肢で迷った時、どっちを選ぶという判断力が鍛えられました。
一問一答では鍛えられないトレーニングだと思います。
問題演習では単なる暗記ではなく「なぜそうなるのか」を意識することが重要です。
「これは違う」と判断できる根拠があると、最後に正解を導く力がつきます。
直前期に5肢択一を取り入れたことが、試験本番で正解を導けたのです。
社労士合格に最も効果的だった勉強法は「テキスト読み」
多くの合格者が口を揃えるのが「テキスト読みの重要性」。
アリさんも1年目は問題演習重視で不合格。
2年目はテキスト読みを中心にすることで、択一式が10点アップし合格を勝ち取りました。
やっぱり最後はテキスト読みが一番効果がありました。
初めは効果があるのか半信半疑でした。
でも、合格できたのが何よりの証拠だと思います。
しかし、テキスト読みは多くの社労士受験生が苦手とするところ。
アリさんも、色々な工夫をしてテキスト読みをしました。
テキスト読みのコツ
- 太字だけでなく、その前後も丁寧に読む
- 声に出したり、立って読んで眠気対策
- 5周読むことを目標にし、読んだ箇所はテキストにチェックを入れて進捗管理
テキストを何度も読むことで知識の抜け漏れが減り、試験本番では「明らかに間違っている選択肢」を消すことができるようになります。
問題集をひたすら解く戦法とは違い、知識の穴がなくなった。
テキストの内容が頭に入っているので、明らかに違う選択肢を削れた。
結果的に点数が伸びたと思います。
社労士試験で失敗した勉強法|やってはいけない2つの落とし穴
勉強を進める中で「自分に合わなかった」「効果が薄かった」と感じる方法もあるはずです。
ここではアリさんが実際に試して、失敗だったと感じた勉強法を2つご紹介します。
どちらも多くの受験生が陥りがちなポイントなので、ぜひご自身の勉強に活かしてください。
失敗した勉強方法
- 書いて暗記しようとした
- 問題集を追加してしまった
書いて暗記するより理解が大事
アリさんが効果を感じられなかったのは、「書いて覚える」勉強法でした。
社労士試験は単なる暗記よりも、論点を理解して記憶することが大切。
「書いて覚える」方法では効果を感じませんでした。
社労士試験は暗記の試験に思えますが、理解して覚えることが大切だと実感しました。
しかし、数字や金額(高額療養費や基本手当)など「どうしても覚えるしかない項目」では、書いて反復する方法も有効でした。
「暗記」と「理解」を、上手に使い分けるのが効果的だったとのことです。
問題集を広げず目の前の教材に専念する
多くの受験生がやりがちなのが、問題集を必要以上に買い足してしまうこと。
しかし実際には「数より質」が合格への近道です。
アリさんも、TACの教材に加えて一問一答の問題集を購入したものの、結局やり切れずに終わってしまいました。
TACから支給された教材以外に一問一答の問題集を早めに買いました。
でも結局1周しかできず、あまり意味がなかったと思います。
知識の定着にもつながらなかったなと感じました。
TAC社労士講座は、教材自体が十分にボリュームがあります。
そのため、TACの教材をやり切るだけでも相当な力がつくとのこと。
TACの教材は結構ボリュームがあって、ギリギリ食らいつけるくらい。
これ以上問題集を広げていたら、逆に追いつけなかったと思います。
TACを信じて勉強して、結果的に合格点に届いたんだなと思います。
使う教材を厳選し、繰り返し活用すること。
それが、限られた時間で最大限の成果を出すためのポイントです。
試験直前の不安をどう乗り越える?合格者のメンタル管理法
勉強期間が長い社労士試験。勉強中はどうしても不安に襲われます。
アリさんも直前期の8月、強い不安に襲われました。
その時に役立ったのが「年始からの勉強記録を残した手帳」。過去の積み重ねを見返すことで「やってきた自分を信じる」気持ちが持てたそうです。
最後の1ヶ月は、どれだけやっても不安が消えなかった。
でも、手帳に記録していた勉強記録を見返して「自分を裏切らないぞ!」って思って乗り越えました。
「不安を感じるのは当然。でも、自分を裏切らないで」と語るアリさんの言葉が胸に響きます。
勉強時間とスケジュール管理|1,200時間の勉強法とは
社労士合格のためには、絶対的な勉強時間が必要です。
アリさんは、平日は3時間・土日は10時間の勉強をするというストイックなスタイル。
さらに集中力を保つために、1〜2時間ごとにアラームを設定して強制的に休憩を取るようにしていました。
平日は3時間、土日は10時間勉強してました。
集中力が切れないように1〜2時間ごとにアラームを設定して、中途半端でも必ず休憩を取るようにしてました。
また、TAC社労士講座の講義は、土曜の午前10時から午後4時30分まで。
合格した年は、自習と講義をあわせ1,200時間以上は勉強したとのことです。
社労士試験当日の緊張対策と集中力キープの方法
試験当日は「自分は受かる」と唱えながら家を出たアリさん。
試験中に集中力が切れて席を立ったそうですが、その後はこれまでにない集中力で取り組むことができたとのこと。
起きた瞬間から「合格したかも!」と思っていました。
会場に向かう途中でも「合格する、合格する」って唱えてました。
試験問題に飲まれそうになったときも、一度席を立ったのが、逆に集中力を取り戻すきっかけになりました。
「合格すると思い込む」「不安になった時は一度リセットしてみる」
どうしても緊張してしまう試験当日も、メンタルを強く保ち乗り切ったのです。
よくある質問:TAC社労士講座と勉強方法Q&A
これまでのインタビューをとおして、TAC社労士を活用しつつ、どんな勉強方法なら合格できるかをQ&A方式でまとめました。
まとめ:TAC社労士講座を活用して合格できた3つの理由
今回のインタビューから、TAC社労士講座を活用して社労士に合格できた理由は以下のとおりです。
- テキスト読みが合格・不合格を分ける
- 教材を広げすぎない
- モチベーションが落ちたときは、今までの積み上げを信じる
勉強に苦しむ時期は、どの受験生にもあります。でも、あきらめずに積み重ねた時間と努力は、必ず実を結びます。
「やってきた自分を信じて」「諦めなければ合格はついてくる」。この言葉を胸に、今日も一歩を踏み出しましょう。
あなたの努力は、必ず合格につながります。
最後に、アリさんからのメッセージをお伝えします:
勉強していて辛い時期は絶対訪れると思います。
でも、自分が何のために社労士を目指したのかを思い出しながら、勉強に取り組んでください。
諦めない限り合格はついてきます。応援しています!
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